2007年9月5日大原口より守門岳

 9/4、新潟市Y氏が来る。夜は、2人で酒を飲む。
明けて今日、2人で守門岳に向かう。
台風前特有の暑さと、アルコールのお陰で歩きは遅々と進まない。
エデシで休んでいると、人懐こいメジロがアクロバットな動きで何かを啄ばんでいる。
周りの山はしかし、意外と眺望がよい。ただやはり暑く風も極端に少ない。
田小屋分岐では、ヌマガヤは穂をつけ汗ばんだ手にまとわり付く。
7年前の今頃、ここにはニッコウキスゲやコバイケイソウの花が咲いていた。その年年の雪の量により、植生も大きく違ってくる。
 小烏帽子から大雲沢側を見れば、ガレが目立ち、遠い以前あったと言われる万年雪は見えない。
青雲岳まで行き、木道で昼寝をしようなどと思っていたが、とてもそんな元気はない。
山頂で小1時間ほど、ゆっくりと過ごす。時折り日照が強くなったりすると、やはり今日は暑いのだと感じる。
 帰りは布引の滝を鑑賞して帰る事とし、左折して急登を慎重に下る。
布引の滝は、ぎりぎりまで木が伐採されうっかり踏み出すと滑落する危険があると感じる。
ここらへんは私の担当なのだが、ここまで伐採した記憶はない。
 いずれにしても、過酷な守門岳山行であった。

青雲岳大岳
布引の滝登山道を下るY氏
布引の滝登山道の急登から眺める守門岳の勇姿

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