4月15日 越後駒ケ岳1763mまで

石抱き橋7:45  林道から尾根取り付き部8:30 道行山10:25  小倉山11:15  百草の池12:00
1763mピーク12:50  小倉山14:00  道行山14:30  林道15:00  石抱き橋15:30

 テレマークスキー師匠の森さんと、石抱き橋に7時30分に待ち合わせる。
着くとすでに森さんは来ていた、たっぷりと顔に壁を塗っていた。
7:45発、林道を45分歩く。
柳沢の小橋を渡り、尾根に取り付く。コースのとり方が解らないので、先行者のトレース通りに進む。
途中にイヌツゲの藪があったが、構わずスキーを履いたまま藪こぎする。
道行山へ向けて登っていると、1100m付近で藪漕ぎのようだ。
スキーを脱ぎ、ザックにくくりつけ、壷足で歩く。藪漕ぎとは言っても、十分な山道となっている。
登りきれば、道行山となる。
道行山には追い越した2名のうちの1人と、ボーダー3名が居た。
少し下り、今度は小倉山を目指す。斜面はないが、だらだらと長い距離である。
小倉山はピークを通らず、直下をトラバースしたトレースとなっていた。
ここからは百草の池付近へ向けての中斜面の登りとなる。
百草の池からは、しっかりとした登りとなる。
1763mピークまでと予め決めており、ここまでで5時間掛かった。
やはり途中の捲きや藪で、スキーを括り付けたりという時間があり、割と時間を要したという事か。
 1763mピークで休んでいると、最先行者のテレマークスキーヤーが駒の小屋から滑走してきた。
雪の状態はやや柔らかいので、大事に至らなかったが、テレマーカーの1人が途中で軽い転倒をしていた。
アイスバーンであれば、一体どこまで滑ることやら・・・、という斜面である。
この越後駒ケ岳に山スキーヤーが沢山入り込んでいると言うんであるから、驚く。
1763m直下でさえも、テレマークスキーでは恐怖を感じる。
 とりあえず、小倉山近辺まで滑ってから、乾杯をしようと森さんと滑り始める。
さすが森さん、テレ3年ものテクは見事である。みるみる百草の池付近まで滑り切ってしまった。
1763m直下の急斜は、テレ1年生の私には、荷が重かった。
雪がさほど硬くないので、転倒しても奈落まで滑落はないとしても、テレマークスキーでこんなシチュエーションは初であり、最初の100mは横滑りとアルペンターンで対応した。
ディアミールでアルペンスキーだったら・・と、心から思った瞬間であった。
 そこを過ぎれば、後は快適で、やっぱりテレマークターンは楽し過ぎる。
百草の池から下の部分で、いきなり雪が滑らなくなり、転倒。
その直ぐ下で、乾杯&ラーメンタイム。
30分ほど休み、再び道行山へと登り返す。
とにかく、中途半端な斜度の登り返しには、テレスキーは強い。ぐんぐんディアミール軍団に近づける。
道行山でテレマーク2人組みの次のディアミール3人衆を追い越す。
あとは怒涛の悪雪大会&急斜。ここから先は急で悪条件だが、落ちても転ぶだけで恐怖心は皆無。
林道からも、バンバン飛ばし15:30石抱き着。
銀山平の温泉で汗を流し解散。

百草の池手前の森さん
百草の池手前の浅井
163mピークから中の岳
山頂方面と他のパーティー
歩いて来た道程
百草の池直下のシュプール

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