1月26日 狩猟&スノーシュートレッキング

 そろそろ猟も出来るであろうと、満を持して出猟する事にした。
シロを誘うと、切なそうにせがむ。それでは仕方あるまいとシロを伴う事にする。
ブルドーザーの屋根代わりにブルーシートを敷いていたのが、大分ほころびてきた。
これを補修し、準備する。
猟に出る時は、至って荷物はシンプル。ポカリ1本とオレンジ2個、オニギリも2個、以上。
 今日は雪も深い事が予想され、スノーシューでの出猟を決める。
シロのリードを引き、スキー場から歩き始める。
今日も、守門のスモップ隊は登るようだ。重い雪の深雪、そして守門岳までの道のり・・・考えただけでも不整脈が出そうだ。でも、ヤマハのスポーツ心臓を持つ彼らなら、苦も無く至るのであろう。

フォレストの横から林道に入る。
シロは先に行きたそうなので、先を譲るが、深い深雪はシロをも阻む。シロは俺のトレースを使う。
しかし、青春真っ盛りのシロ。こざいてこざいてコサックコサック。日本一のラッセル犬と化す。
お前はヤンマーのスポーツ心臓なのか!?。
 うーん、ウサギの足跡がない。ずんべらぼー・・。真っ白な世界は美しいが、それは登山の正解。
猟では、美しさを味わって居るゆとりはない。敵さんのトレースがないとモチベーションは低下の一途。
まったく、只のそれこそ握り飯が2個ある。妻へのリクエストはオニギリ2個。お遊びなし。しびあ。
それでも具は鮭。まずまず。

双眼鏡でウサギ君のトレースをチェック。おんや、いたいた。居そうな怪しい雰囲気。
相変わらず、ヘビーな湿雪の深雪。一歩一歩伸展筋を使い雪を踏み締める。
いやいや結構やっぱりヘビー。何だ遠回り。
ヒドがある。この辺が臭い。一歩一歩下る。注意深く。
そしてデュークに成りきる。一頭捕獲。
ウサギをぶら下げて回収していると、シロがウサギに噛み付いてきた。シロを諭す。
腸の一部と、肝臓の一部、血液の凝固した物を与える。
少し下った所で、再びウサギのトレースを見る。
トレースからあまり動いていないようで、2頭目捕獲。
あとは痕跡なし。なしなしなしのずんべらぼー。テンションも低くなり、シロをあまさる。

ずっとんがらんとアスファルト道へ出る。

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