12月8日六日町坂戸山

前日所属山の会の方々が、遠くからお越し頂き、楽しく忘年会を行った。
 朝、私を含め、二日酔いの方々も居られたようだった。
今日は、Оさんの提案で、六日町の坂戸山に行くという事で、私も同行することにした。
冬枯れの田園風景は、ひっそりと佇み、しかし、何かを訴えているようでもある。
 坂戸山の登山口には、会の方々が私を待っていてくれた。
杉の大木の登山口を出発。
道は遊歩道のようになっていて、素晴らしく手入れされてある。
町の方々のトレッキングに使われているらしく、かなりの数の人に追い越される。
生憎の天気で、遠く山々は見る事は出来ないが、魚の川一体に広がる町並みと田圃の風景が視界を覆う。
 登山道周辺は、イワウチワらしい葉が沢山あった。
春先には、大勢の人が花を楽しみに来るのだろうと思う。
登山道の水はけを良くする為に、水通しが設けられて有り、町の方々の思い入れが感じられた。
 5合めに着くと、前方に薄く雪化粧した坂戸山の勇姿が現れた。
チョコレートケーキに、上から粉糖をかけたように美しい。
山頂から魚の川沿いに尾根が伸びている。ただ、道は無いようだ。
二日酔いに喘ぎながら、ようやく広々とした山頂に到着した。
お堂があるが、雪囲いがして有り、中には入れないようである。
皆がそれぞれに、手持ちの食料を用意し、宴会が始まった。
 30分もすると相当体が冷えてきて、下山開始する事になった。
下山コースは、しばらく下ってから左手に折れ、1番長い尾根歩きのルートとなった。
皆が、楽しい話をしながらの下山なので、あっという間に下ってしまった。
 里山の坂戸山も、しばらくは雪の中で眠ることだろう。

どうも、皆さん有難う御座いました。
今後も宜しくお願い致します。

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