2025年4月10日 守門岳オカバミ沢左岸尾根BCテレマーク周回 ソロ

 魚沼市芋鞘から田小屋に向かう途中の広場に車を停車。
 本日の行程は、田小屋からダイレクトに1027三角点に取り付き、藤平山を経由。1348から守門岳山頂まで。そこから青雲岳に至り、オカバミ沢左岸尾根を滑走。急斜面の後にオカバミ沢右岸に移動し、二口登山道に合流。二口登山口のトイレ管理棟から大池・小池まで登り返し元に戻るという周回予定とした。
 周回のため、時間がかかると思われ、田小屋を5時20分に出発。小沢の左岸に行ったり右岸に行ったりしながら徐々に正面の1027三角点にダイレクトに登るものとした。
 雪は少し硬かったが、クトーが要るほどではなかった。しかし露骨に急になり、滑落しないよう慎重にキックターンを行った。途中、かなり急になったので板を外し、ツボ足登行しなければならないかと心配したが、何とかクリアできた。
 天気はもう少し暖かくなるかと思われたが、気温はさして上がらず雪は硬いままであった。山頂直下でずり落ちたら嫌なので、板をザックに括りブーツにスキートを結んで登った。
 山頂で画像を撮り込み、そのままツボ足で青雲岳へと向かう。青雲岳直下の平地で滑走準備する。
 青雲岳の少し手前から滑走開始。雪は硬いザラメで、ある程度締まっており、途中まで気分良く滑走。しかしいきなり内側に転倒。少しクラスト気味になっており、それに気づかずエッヂを立てすぎてしまったためだと知る。シュプールで分かった。その後はなるべく角を立てないよう、気持ちの良さ半分で警戒しながら滑走した。ただ素晴らしい広大な大斜面ではゆったりと滑ってみた。
 その後は尾根が一気に狭く急になり、安全確実な操作を心掛けた。最後の急斜面は巨大なツリーホールだらけとクラックで、ターンを楽しむというより怪我をしないことだけを考えて滑走した。なにしろ風でブナの大きな枝があちこちに散乱し、足の踏み場に苦労した。
 数日前のシュプールを追ってみたが、途中で崖のようになり、少し階段登行で上がりつつ、トラバースする。やがて砂防ダム群が見え始め、夏道の二口登山道に乗った。
 猿倉橋を渡りトイレ管理棟に着いてようやくほっとした。
 昼飯を食べ、再びシールで大池小池まで登り返す。適当に登って行ったらずいぶん高い所に出てしまった。トレッキングの方々のトレースを従順に追ってくるべきだったと反省する。
 最後はしっかり滑ってから車に戻ろうと、少し登り、登りで用いた斜面の先まで行き、仁田の池に降りた。そのまま芋鞘神社の近くの車道に出て車道を少し歩き元に戻った。
 ちなみに本日はソロであったが、途中で三条市下田の男性に遭い、ゴールも同じであったので少しお話させていただいた。芋鞘から守門往復をされたようである。

 
旧入広瀬村芋鞘 
 
悪い所に取り付いた 
 
1027m三角点までダイレクトに登る 
 
1027mからの眺め 
 
藤平山から守門岳 
 
1348から守門岳 
 
雪が固いのでツボで 
 
登ってきた尾根 
 
もう少しに見える山頂 
 
霧氷 
 
守門岳から袴腰 
 
烏帽子山 
 
 
 
浅草岳 
 
青雲岳からオカバミ沢左岸尾根滑走開始 
 
立ち止まって滑走したラインを眺める 
 
 
 
 
 
滑走ラインはよりシビアに 
 
 
 
まずまずなのはここまで。この下は超急斜面 
 
二口登山口トイレ棟 ここから登り返しです 
 
猿倉橋 
 
やっと大池 


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