2025年4月8日鬼が面山BCテレマーク 3名


 大原Hさん提案の鬼が面山BCの日となった。
 今回は、Hさんのお知り合いの女性Sさんも参加するとのことであった。
 浅草大橋大駐車場に車を停め、お二人に挨拶し準備後出発。
 長い林道を歩き、Hさん推奨の取り付きから登りとなる。少しづつ高度を上げながら夕沢右岸に沿いトラバースする。少し進んで渡渉し、夕沢左岸尾根に取り付く。尾根は広いブナ林であったが、次第に尾根は痩せ、やがて雪が切れている。しかし、Hさんは怯まず、藪を少し歩きましょうというので歩を進める。さらにその後も雪が切れており、スキー板をザックに括り足元に注意しながらゆっくり登る。
 藪尾根トップに上がると、いつもの鬼が面山山塊が立ち並び登頂意欲も湧いてくるというものである。ただ、尾根はエッジ状になっており、帰りの滑走は怖いなと感じた。
 太陽が翳り、少し暗くなった頃山頂に着いた。懐かしい「入広瀬村」の道標が露出していた。ハイシーズンには整備や除草で此処に来なければならない、そう思うとなんだか複雑な心境になった。
 滑走はSさんがバランスの良い滑りでぐいぐい先導してくれる。生まれ持ってのたぐいまれな運動神経なのであろう。
 途中の藪をなんとか回避するべくいろいろなルート設定をするが、結局クラックに阻まれ登り返す。
 そこを通過後、緩やかなツリーランでごく僅かではあるが楽しめた。
 駐車場に着くと、旧守門村の方が甘酒と手作りクッキーを販売しており、三人とも甘酒などを買い求めた。疲れた体に風味豊かな濃い味の甘酒は実に美味かった。

 
出発前 
 
 
 
板を括りツボ足もかなり強いられた 
 
ようやく1000mを超える 
 
 山頂あとわずか
 
鬼が面山山頂から浅草岳を望む 
 
山頂 
 
南岳 方面
 
夕沢側の雪流れ 
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