2024年4月8日 守門川左岸探索&大原スキー場西尾根805三角点 ウロコ板BC

 土日と家業他で山は休んだが、月曜は悪くない予報なので出かけることとした。とは言っても、メインコースのBC はほぼ賞味期限がギリギリであり、直近で守門浅草に行っているので、楽しめるBCはやる必要が無かった。故に細板での自分のスキルを上げるべく、細板テレマーク山行に適し、なお、若干のいろんな要素の下見を兼ね守門川を詰めることとした。
 山の幸目的で今後入ることとなる山域ではあるが、有雪期はかつて熊狩りやウサギ狩りで入ってから久しい。
 今回の守門川探索の主目的は、細板テレマーク練習がメインではあったが、あわよくば守門川からエラオトシ沢を経て黒姫から守門袴腰間の稜線までたどり着ければと思ったが、所詮この雪の量なのでまず無理ではあろうと思っていた。
 現場近くまで行ってみると、やはりあちこちが罅割れ、あっちに行きこっちに行きとスキーではかなり労力をともない、エラオトシ沢が見える尾根に取り付いてみると行先を完全に阻むように、岩のようなゴーロ状のデブリが広がり、その手前の沢も口を全面にわたって開いていた。ように見えた。とてもスキーであそこを渡れそうもなく、スキーをザックに括りつけ通過したとしても、その先を行くのはとても不毛なことに思え此処が一応のゴールとした。
 帰りは適当な良い斜面を押さえ、そこでしばし細板テレマークの練習をした。細板テレマークはテレマークスキーの原型となるもので、今の良い道具とは違う昔ながらの基本ができていないと上手く滑れないという道具だ。これを最近よく練習しているのだが、クラシカルな用具を使いこなせることで、よりスキルが上がっていくのである。これは単にスキーを楽しみ自己満足するという意味もあるが、より安全に山を下るための合理的な手法であり、山スキーが上手いことに何の損もなく、より安全に山を下ることができる要素なのである。
 と、まぁ、少し語ってしまった。偉そうに申しわけないと思う。

 時間が少し早かったので、いつもの大原スキー場西尾根の三角点まで足を延ばすこととした。やはり時間は短いけれども、二山目というのは疲労度が倍増する。なのでノラリクラリと、一日とにかくに山で過ごすことが一番の目的である、という主旨なのでだらだらと同一斜面を登り返したりし、いろいろ試行錯誤しながら練習した。標高は最高でも800を超す程度ではあったが、累計標高は1000を越えた。

 
大雲沢とエラオトシ沢を挟む尾根 通称三人鞍 
 
川底へドロップ 
 
今季三度目の805三角点 
 
ツリーラン、細板テレでは難しい 
 
唯一の解放バーン 
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