2024年4月5日 浅草岳BCソロ 

 夜中に目が覚めてしまい、それ以降眠れず、睡眠不足と体調の悪さで山には行かないという選択肢もあった。しかし、土日のお客さんにも居ることだし、コースの下見も兼ねて行くこととした。
 時期外れなのであろうか、先行者は歩きの登山者1名のみで、後続もほとんどいない感じだ。
 林道終点の沢もまだ開いておらず、意外と雪の消え具合が遅い気がする。
 31日の浅草岳69回スキーツアーは小雨混じりの中決行されたが、980ピークの手前で相談の結果折り返すこととしたのである。その上部に大きなブナの倒木が尾根を塞いでいる。
 980ピークの雪も逆に少ないのが幸いしているのか、雪堤が真上に立ちあがっており、自重で尾根下方に引っ張られることは当分なさそうである。その上部の灌木がうるさい小ピークも雪はそこそこついている。
 山頂にはおよそ3時間半で到着した。自分としてはスキーを履いてのコースタイムは早い方であろう。そのままシールで前岳まで戻り、昼食と滑走の準備をする。
 少し硬めの雪ではあったが、前岳から2回ほどインターバルをとり、ムジナ沢の底まで滑走。再びシールを着けて登り返し休憩。
 嘉平与のボッチのところで、私よりベテランさんと思われる男性2名と雑談する。
 1420p辺りからヤジマナ沢に沿い滑走。噂に聞いた通りなかなかの斜面だった。一旦落とし、トラバース、再び落としトラバースをおくり返し、沢と旧林道の交わるところで停止した。この斜面、良い斜面だがクラストが解け腐り、テレマークターンでは足が取られた。よって旧林道跡までアルペンターンで止む無く対応。
 旧林道跡でシールを着け再び元のコースに戻る。
 あとは、注意しながら旧ホテル大自然館まで流した。
 なかなか良い山であった。

 

 
林道終点沢 
 
 860
 
980手前の倒木 
 
980p 
 
1050 
 
ヤジマナ沢源頭 
 
嘉平与のボッチ 前岳 
 
振り返って嘉平与のボッチ 
 
前岳から浅草岳 
 
 
 
 
 
前岳からムジナ沢まで滑走 
 
ヤジマナ沢と旧林道合流 
 
林道跡をシール登行し、来たコースへと向かう 
 
860から滑走 
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