2024年3月16日(土) 浅草岳鬼が面山山塊 北岳(村杉沢ガッチ)BCソロ

 昨日の大岳BCの同行者H氏を誘ったが、2日連続は無理と断られ、一人で行くこととした。
 浅草山荘社長に山行の旨を言い、駐車場に車を停車させていただく。
 こちらの山に行くのは私ひとりのようであった。
 北岳は2008年以来である。ずいぶん至っていない。
 コースルートはクラシック山スキームジナ沢ルートを辿り、途中で杉の植林地を離れ尾根に取り付く。久々で雪も少ないのであちこちの沢が開いており、経済的なルート取りができず主尾根に取り付くまで割と時間がかかった。なにはともあれ、2日連続のBC であり、自分一人なので人のペースを気にすることもなくゆっくり進んだ。
 雪はずっとクラストが続き、ターンの可能性を考えてみたが、相当難しいだろうと思いながら登ってゆく。
 正規有雪期ルートをながめるとぞろぞろと登山者が登っていくのが良く見える。やはり今日もスキーヤーよりも歩きの方が多いのであろうか。
 1300mを少し越えたあたりから、氷状の雪が露出しはじめ、どっちみちシール登行は出来ないと考え、そこが今日の山頂と決めた。
 矮小ブナの袂にスコップで穴を掘り風除けを作り、食パン2枚をぼそぼそと無理やり食い食事とした。そのまま、穴の中で身支度を整えたりシールを剥がし滑走準備を始める。
 難しい場面やいやらしい雪も多々あったが、思っていたより手に負えないこともなく、そこそこコントロールすることができたのではないだろうか。滑りとしては、いろんな悪条件の中ということも考慮し、70点くらいはいただいても良いのではないだろうかと思っている。ただ膝の軽い痛みがぶり返したようで、それが少し気になる所である。ちょっとハードワークが続いたのが原因であろうか。

 
第2砂防ダム 
 
やっと主尾根ピークが見えた 
 
主尾根到達 
 
 
 
山頂が見えてきた 
 
後方守門岳 
 
大分近づく 
 
ムジナ沢ガッチと奥は前岳 
 
 
 
 
 
    
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