２０２０年４月１２日　大原から守門岳～見晴らし台～三の芝～大原　　ソロ

大原7：50　屋形平尾根8：50　9：00　　大池（田小屋）尾根9：00　9：05　　守門岳11：20　　11：35　　見晴らし12：20
三の芝13：05　　大原14：40

　夏道から登る予定であったが、大原スキー場跡地からシール登行した痕があり、辿ることとした。先行者はスプリットボードの登山者のようだ。当然いたるところにブッシュが出ていたが、一昨日の雪でだいぶ雪を踏める。
　急登を過ぎてふたたび雪の上に立つ頃、先行者と合流。私と同年代か少し上のようであり、小千谷の方だそうだ。自らを変人だと言って笑っていた。
　大池（田小屋）尾根から小烏帽子を越えたあたりで、新雪を踏み抜き腰まで埋まってしまったが積雪が浅いのですぐ脱出できた。ここ１週間の間でも２回ほど終日雪の日があり、新たに小さな吹き越しや雪庇などが形成され、見えないクラックもあったのだろう。
　山頂に近くなってくると青雲岳から数人山頂を目指しているグループがいた。山頂に着き、コースタイムを記入、周りの画像撮りこみなどを行い弁当を食べ始めると、３人グループの方から話しかけられた。新潟１００山にプラス１０山を加えたものを執筆中の方々らしく、色々とお話をしてくれた。
　弁当を食べ終え直ぐに出発。下山は夏道のルートを下るつもりで滝の倉沢左岸尾根を目指して下っていく。しかし、ナイフエッヂが鋭く見晴らし台のところまで行ってみたものの、その下も尾根筋に雪が細く残り、大岩あたりの下部にすっぽりはまり込んだら極めて危険と思い、撤退を決める。
　登っていくと、私と同じ夏道を下るという小千谷の方がボード滑走の準備を始めていたので、こちらの方にルートは使わない方が良い旨大声で連絡する。
　三の芝まで行き、ボードの方の所在を確かめたが既に滑走していた。他に若い青年が1人同じ時期に下山していった。ボーダーと青年は同じ位置を下っているトレースを確認しながら下っていくと、忽然とトレースが消えた。余計なお世話だがアドバイスをした身なのでちょっと心配になる。　屋形平分岐したあたりから長靴のトレースがいくつもあり、猟友会が熊を探しに来ているのだろうと思う。案の定、オレンジベストの顔見知りの方々がいて、私の顔を見るなり「おっ、勢子が来た」とジョークを言う。　大原には猟友会の面々の車や登山者や何やらと狭い除雪したての道にびっしりと置かれ、ボーダーの方は未だ下山していないようであった。家に着き、あれこれした後に再び大原に行ってみると、下山したての登山者が車の中で着替えているようであった。あと、他の車も居ないので無事帰ったのであろう。