2014年7月21日 守門岳

 サッカー合宿の子供たちの朝食を作り終え、出かける。
本日の山行目的は、小烏帽子付近の植生保護ロープ設置と、小烏帽子から山頂直下あたりまでのヘツリ部分のステップ刻みが目的であった。ほかに、田小屋分岐の簡易目印注意書きの円盤設置などが目的であった。
7:30大原登山口を出る。大原登山口には自分のほか1台の車が止っているのみであり、早く正式な車道復帰を望むものである。
 朝方はうす寒かったが、蒸し暑い気温にペースも上がらず、唐鍬を担ぎゆっくり上る。
見晴らし付近で大休していると、オオバスノキがあり実を食べる。アカモノの実もすでに結実していた。
水場から少し行くとニッコウキスゲやニガナなどが群落を形成し美しい。通称、三の芝には雪が50mほど残っていた。早いものから順に花をつけ始めているニッコウキスゲに対し、コバイケイソウはまだ花の気配すらないようだ。
 小烏帽子を過ぎるあたりより、ヘツリ部分のステップ刻みを行うべく唐鍬を入れ、だらだらと登っていく。
オニアザミ・クガイソウ・ホツツジ・ツルアリドウシ・モウセンゴケ・ミヤマクルマバナ・ミヤマトウキ・ヤマブキショウマ・マイズルソウ・ホツツジ・ツボスミレなどの開花植物がみられた。
他には、イヌワシの飛翔などを確認できた。
 山頂には約10名ほどの登山者が昼食をとっていた。私も不味い昼食弁当を広げたものの、まったく食欲など無く、半分以上残し下山開始。
小烏帽子でロープ設置。田小屋分岐に表示板設置。布引分岐道標埋め直し。布引道ステップ軽く刻む。などの作業を行い帰路に着いた。
作業時間は移動含め7:30〜14:30.

 
田小屋分岐手前の日光キスゲ 
 
残雪と新緑 
 
守門岳山頂の登山者たち 
 
 
 
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