2013年3月14日 15日   通称ハタ及びネズモチ平

個人的に14日15日で猟は終わりとなるため、14日も出かけた。14日は朝方は雪であり、次第に回復しつつあったが最後まで雪はあがることなく降り続けた。
ウサギの足跡は多少解るものの、強烈なクラスト音で数100m手前で飛び出し、結局心残りを解消するためだけに出向いたようなものであった。

15日はかねてより出向きたかったネズモチ平に行くこととした。
ゆっくり緻密な歩きをしようと、やや早めの出発時間とし、7時30分に元ホテル前を出た。姿は見えなかったが先行者は山スキーヤー2名のようである。
ただ、途中で声がし、田代平方面へと向かうようであった。左沢谷地から浅草岳早坂尾根に取り付くことも可能なので、もしかしたらそういったルートで向かったのかもしれない。
 ウサギの足跡はおびただしくあったが、テンの足跡もかなりあり、これらの天敵から逃げながら食餌をするという夜のパターンなのであろうか、かなり多く足跡はあるが、さほど数はいないと思われた。
 エコミュージアム入り口まで林道を歩き、そのままエコ園内を横切り右沢左岸を眺めながら展望台方向へと進路をとった。やはり足跡はそこそこあるものの、近くには滞在していないようである。
 ついでなので、ネズモチ平大駐車場の管理棟を写真に収めようと向かうが、らしきものが無い。雪の平地の突端に若干隆起した箇所があるのだが、そこが管理棟の位置と思われた。2月3月にいつも訪れているが、これほど雪を被った管理棟も今まで見た事が無い。
 白崩沢源頭付近まで登り、さらに沢筋を注意深く眺めながら下るが、まるで気配なし。あきらめて糸が切れる否や、飛び出しに遭遇。そういう場面が三度もあり、如何に注意力散漫であったが解る。
気を張っていれば、なんとか坊主に終わることは無かったと思うが、これだけ居ないとなると猟へのモチベーションは一気に低下すると言うものである。
帰路途中も一応飛び出しに注意しながら下っていくが、平地部はとにかく強烈なクラストでカンジキの音が響き渡り、早め早めにウサギが飛び出した痕跡が見られた。
猟期内で雪や新雪の条件良ければ、まずまずの猟かを得れたのかもしれない。そう考えるともうちょっと続けようかという気にもなってくる。

ネズモチ平駐車場から浅草岳全容
駐車場管理棟・・と思われる凸
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