2012年6月17日 六十里越から浅草岳

 六十里登山口7:40  第一送電線分岐7:50  県境送電線分岐8:00  マイクロ中継局8:30  吹き峠分岐8:45
南岳9:20  鬼が面山9:45  村杉ガッチ10:10  ムジナ沢ガッチ10:25  前岳11:10  浅草岳11:20
以降昼食及び作業・画像撮りこみ等行い16:10六十里登山口着

連休以降、252号線は県境まではフリーで入れる旨、認識していた。しかし、実際には、県境手前(かなり手前)の左カーブにゲートが設置されており、ゲートの位置は昨年とほぼ同じ位置である。ただ、一車線はカラーコーンのみが置かれていたので、端に寄せた後、再び元に戻し、六十里登山口まで車を乗り入れる。
出足は雨だったが、さほど強い雨ではなく、ヤフーの天気を当てにし10時以降は雨雲が切れると予想していた。日報の予報は3時頃まで雨で、昼前は強く降るとの事であった。
支度をしていると、登山口から途中撤退してきたかのような登山者と行き会う。なにしろ登山者など皆無の筈だ、と思い込んでおり、ろくに話すこともなく、挨拶のみでスライドした。
 とにかく、なるべく早めに山頂に着き、下りながら作業をするつもりでいたので、雨降りの最悪の中ひたすら歩を進める。
稜線に着けば、今の次期であれば必ずヒメサユリは開花しているはず・・・、そういう確信はあったが、案の定、南岳からはちらほらと見られるようだ。しかし、思ったより開花は遅いようである。稜線全体としては一部咲きと言ったところだろうか、シラネアオイの群落を一部見たが、これらはすでに時期が遅い部類であろう。
 稜線も、地形も、植物もあまり見ることもなく、とにかくガスり、雨と風でモチベーションは最悪であった、よくも2週続けて雨の中来たものだと笑いがこみ上げてくる。
 当たり前すぎて書く気にもなれないが、山頂には誰もいないし、先週張ったロープも寂しげだ。おまけに山頂は風や雨で体感温度はさらに下がり、そのままバックする。前岳直下のヒノキの窪みで着替え、立ったまま弁当を食う。美味い、美味すぎる、例えばおかず無しで塩を振りかけたfだけでも感動するだろう。山で食う食べ物は特に美味いし、こんな最低な天候の日に食うものもまた美味いものである。
 ごちゃごちゃ書いても仕方ないのでこれでやめるが、帰りはそこそこ仕事をし、良い山旅であったと思う。

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