2011年6月12日 大原口から守門岳

 山頂草原保護ロープ設置のため、不足分の鉄筋棒5本を担いで登る。
 午前1時から仕事をしていたため寝不足で疲労度が強く、きわめて遅いペースで登る。
 尾根取り付までの間、再び木が転んでいたので、通過に支障の無いよう最小限の枝を切る。
 日陰の部分ではチゴユリが花をつけ始めていた。
上祝沢(滝の倉沢)の源流部分も大分原型に近い形状となり、沢を詰めると藪に当たるため、夏道に沿って登るか田小屋尾根に左側から取り付くかなどするのがよいだろう。スプーンカットがあるものの、下りは雪が硬くすべり止めが必要かもしれない。
 田小屋分岐から1348へは、やや解りづらいが目印があるので探せば解るかと思う。昨日に至っては未だ大雲沢側の雪提を使うことが可能であった。
 1348から上も、雪提の下部を登山道が配置されている箇所がある。その部分の通過が難しかったが、あと数日で通過しやすくなっている事であろう。
 山頂で知人と合い話をし、山岳会の行事の一環の青雲岳の植生保護ロープ作業を行った。作業終了後、再び守門岳に戻り、持ってきた鉄筋棒を補充しながらロープを設置した。
 途中で、布引の滝ルートを下り、不要木支障木を切りながら下っていく。平らな地形になってくると、大きなブナが倒れていたが、これも機械で切らないと綺麗に除去することは出来ないので、最小限の処置を行った。近いうちにチェーンソーで切る必要があろう。

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