2011年4月18日 浅草岳テレマーク山スキー

元ホテル(0:30)白崩滝見場(1:00)ヤジマナ滝左岸p(0:40)1246pアイヨシ沢ガッチ(0:45)1485三角点嘉平与のボッチ(0:20)前岳(0:10)浅草岳山頂・・・3:25
浅草岳発(0:20)1320m付近小三本沢源頭付近(0:55)浅草岳山頂(0:20)浅草岳山頂発(ムジナ沢源頭滑降も含む1:30)

 早坂尾根とムジナ沢源頭を滑走する目的で浅草岳を目指した。
 他県ナンバーの車が1台ある。昨日は日曜日ということもあり、かなり多くのトレッカーとスキーヤーが登ったようである。
 林道の終点から20分くらい登ったウダイカンバの近くで、先行者2名を確認。ヤジマナ滝左岸pで休む。先行2名はそこで腰を下ろし大休止する様子であった。軽く挨拶し、先にゆっくり歩いていく。
 ヤジマナ左岸は徐々にブッシュが目立ち始めており、少しアイヨシ沢側を歩行する。雪が随分減っているようである、が、いつもの年に比べればまだまだ多いほうであろう。
 嘉平与のボッチ1485手前の前衛ピーク付近は、そろそろ細かいクラックが目立ってきているが嘉平与1485はじゅうぶんへつれる。
 前岳から山頂にかけての稜線ラインもブッシュは出始めているが、ほとんど支障はない。
 山頂はだいぶ雪がなくなり、からりと乾いていた。

 山頂直下の早坂尾根バーンは、やや小さい起伏があり、前乗りにならぬよう注意したが、直ぐに平滑になり、まるでスキー場のように滑りやすい。
小三本沢側はほとんどスキーシュプールがなく、かなり楽しめた。元避難小屋があった沢部は縦溝が入り、滑走しにくい。沢から雪提を越え平地に出ると標高は1320を指していた。山頂で標高を合わせてきたので、高度計は狂っていないと思われる。
 250m以上登り返しを行うこととなったので、シールを装着しシュプールを撮影したりしながらのんびり登り返した。
 1時間以上経った後では、さすがに先行者は居なかった。残りの昼食を食べ、ワックスを塗り滑走することにした。
 前岳直下からムジナ沢源頭への大斜面である。ここは相当昔、旧入広瀬村時代スキーツアーなどでここを滑走したはずだが、まったく記憶にない。たぶん、天候もあまり良くなく凍ってアイスバーンか何かで撤退した記憶があたが、よって今回が初めてかも知れない。深回りの大半径で滑る。
 ほぼ200mの標高差を滑走し、シールなしで嘉平与のボッチのへつりまで登り返す。
 2度に渡る登り返しと、テレ滑走で体と筋肉はガタガタであり、その後の滑走は雪が滑らないこともあり、あまり楽しめなかった。800前後の標高からは雪がざくれてきたが、案外滑るのでそこそこ楽しめた。


早坂尾根の小三本沢方向(旧避難小屋手前)
早坂尾根平地・向こうは丸倉山・粟ヶ岳
小三本沢源頭へ滑り込む
小三本沢左岸1320m付近より浅草岳山頂方向
ムジナ沢源頭(前岳より)滑降【エッヂ抽出画像加工】
1200m付近から嘉平与のボッチを振り返る
ムジナ沢ガッチ
800m付近急傾斜地滑降
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