2011年4月14日 下権現堂山テレマークスキー登山

元アクシオムスキー場下標高150m(0:55)第2リフト終点(0:20)第2リフト終点発(0:35)第3リフト終点644p(1:10)下権現堂山山頂標高897m(0:10)元アクシオムスキー場下(0:50)

 朝の所用を終わらせ、8時45分に元アクシオムスキー場からスタート。前日であろうか元ゲレンデにシュプールが描かれている。ターン後半がわりとだらっとしていることからテレ板での滑走であろうか、それも革靴とかそんな感じの滑りのシュプールである。
 元スキーゲレンデといってもかなり標高差があり、思ったより時間を食う。
 第2リフト終点で足の擦れが気になり、一旦靴を脱いでカット判を張る。ついでに腹が減ったので、弁当を食ってしまう。
 何とかそれでも第3リフト終点くらいは行ってやろうと我慢し登る。
 第3リフト終点から望む下権現堂山は本当に「下」なのかと疑うほど高くそびえているし、遠い。ただ、『その一歩が何とやら』で、もうちょっと行ってみるか式にスキーを進める。
 途中のやせ尾根は藪漕ぎ必至だろうと諦めていたのだが、なんと登山道があり、スキーを担いで少し尾根を登る。あとは、あと5分あと10分と騙し騙し下権現堂山まで何とか重い体を引きずった。
 もしかしたら誰かいるかもしれないと思ったが、山スキーのメッカではない分、人は居なかった。そそくさとワックスを塗り、デジカメに風景を収め滑走開始。かつて小出の日本山岳会の桜井昭吉氏がアクシオムスキー場から登る下権現堂山を初級者向きの山スキールートと『岳人』に紹介していた記事があったのを思い出した。いまさらながら決してそうではないと思えるルートである。少なくとも大岳や浅草岳白崩ルートよりはスキー技術に長けてる必要があろうと感じた。
 元アクシオムスキー場山頂からの滑走であるが、かなり荒い息を吐きまくった。かなりの急斜面の途中にクラックがあり、その手前で危うく突っ込みそうになるのを何とか踏みとどまったりで、なかなかシビアであった。
 このスキーツアールート、テレ仕様としては相当骨があると感じた。標高差も700m以上あり、元スキー場という斜面設定も抜群であり、足前確かな山スキーヤーの全4〜5時間コースとしては結構骨のあるルートかと思う。

下権現堂山から上権現堂山方面
ナルシストシリーズ第一弾
滑走してきたルート。上は下権現堂山。途中の禿げ尾根。
30度近い斜面なんですが、こうして見ると中斜面っぽいですね。第3リフト斜面。
はいすいません、ナルシリーズ第2弾です。
青色吐息の中、最後、根性でショートターンを演じました。71.0くらいかな。
最後ok?でしょうか、ナルシリーズ第3弾です、、はい失礼しました。
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