2011年4月13日 守門大岳&中津又岳 テレマークスキー

二分集落終点(0:40)大平開拓地北東616下水路取り付き(1:00)保久礼小屋(0:40)キビタキ小屋(0:40)不動平(0:30)守門大岳山頂(0:20)守門大岳山頂(0:10)中津又岳(細かく登り返し滑走0:45)大穴沢源頭1050m付近(0:25)母川左岸1167m(0:15)母川左岸1167m発(0:15)保久礼小屋(0:45)二分集落終点

 登山口に7時過ぎに到着し、シールを貼ったり準備する。主に単独行が多かったが、5人以上10人未満程度の数であろうか、さすが人気やマスキールートである。
 今日は、大岳まで登り、青雲岳まで再び登り返し、南西尾根を滑走しオカバミ沢と本高地沢のジャンクションに到達、砂防ダム建設用道路跡を下り、元に戻る計画を立てていた。
 最近の山行きから予想できるように、このルートの積雪も大目である。
 保久礼小屋の状況は特に変わっているとは感じられなかった。雪の量も若干多いかな?という程度である。
 キビタキ小屋は、この時期にしては珍しく、ほんの少しだけ顔をのぞかせているに留まっている。
 大岳山頂の道標や鐘など、まったく気配すらもない。今年はそれだけ多かったということなのであろう。いつもの年であれば、3月中にキビタキ小屋は露出しているし、山頂の鐘をぶら下げる器具も露出しているはずなのだが、今年はどこもかしこも気配すらもない。
 気温は高くなると予報で言っていたが、なにぶん風が強く、先行の登山者は我慢できずそそくさと下ってきた。
 山頂の他の登山者が製作した風除けを利用し、シール準備や弁当を半分食べる。一路、青雲岳へ向けて移動を開始するが、風が強く登り返しに相当苦労しそうな感じがし、これだけ風が強いとシールの再装着も大変であろうと行かない事とする。
 いくらもターンしないので、5分ほどで再び大岳山頂に至り、中津又岳尾根を滑ることとし向かう。
 中津又岳から少し下ると、中津又沢源頭部に素晴らしい斜面が広がっており、磁石に引き寄せられるようにぐんぐん滑っていく。
300mほど滑り、シールも着けず、斜登行で登り返す。1167mまで登り、急斜面で少し練習したり、細かく楽しむ。そのまま、中津又岳の夏道登山道沿いに滑ると杉の植林地の直ぐ近くまで来た。そこからはさすがに斜登行というわけにはいかないので、シールを着け1167mまで登り返す。ここで再び小休止し、シールを剥ぎワックスを塗布。
 しばらく ブナ林をツリーランする。こういうのも楽しい。適当なところから母川へ滑り込み、長峰まで登り返す。ワックスのせいなのかほぼ平に近い斜面でもぐんぐん滑り、テレマークポジションの維持に筋肉が悲鳴を上げる。
 最後水路下部の車道への向けての急斜面で、スキーを振りすぎて横に転倒し、車道まで滑落。せいぜい10mなので、あれれれと思っているうちに車道で止まる。車道下は最後ということで、合格点に達するべくターンで締めくくった。
 あまりの疲労に、青雲舘で湯に浸かり帰った。

保久礼小屋 キビタキ小屋
不動平から大岳へ(三条市のおとうさん) 大岳山頂から守門岳
中津又岳直近 中津又岳鞍部付近から守門岳一帯
大穴沢方面の美味しい斜面 途中のやや急斜
テキトーなビューティフォーな斜面滑走 中津又岳夏道尾根1050m付近から1176mへ登り返します
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