2011年4月11日 守門黒姫

ムジナ沢橋付近(0:25)林道終点(0:35)下黒姫沢650m付近(0:30)上黒姫沢右岸881m(0:40)下黒姫沢突き上げ1020m平地(1:00)1328p右鞍部稜線(0:30)黒姫山頂(0:10)黒姫山頂発(1:50)ムジナ沢橋付近着

 明日は所用や天気も期待できないので、テレマークスキーの練習も兼ね、守門黒姫にシロと出かけることにした。
 ムジナ沢橋を渡ってすぐのところの道路端に車を停車させる。昨日の夥しいスキーのトレースや輪カンジキ・壷足の足跡がたくさんある。驚いたのは黒姫橋に2mを超す雪が残っている点である。いつもなら今の時期水浸しになっているか、雪があっても僅少であることが多いのである。
 黒姫橋を渡り、ようやく登りになるわけだがやはり久々のテレ板で踵の上がりが少なく、あまり早く歩くことができない。
 下黒姫沢に入ると膨大な雪の量に圧倒される。最初の沢の開口部はまったく見られず、狭窄された箇所のデブリも多いのだがその周辺の沢の地形が雪が多過ぎるのか広く感じられる。デブリの左岸尾根のブロックは今にも落ちそうに重く脆そうだ。
 雪はまだ全体にやわらかく粗目だが、攻略は何とか可能であろうと思う。
 まったくペースは上がらず、途中で飽き飽きしてきたが、何とか山頂まで至りたいと思っていた。下黒姫沢突き上げ1020m平地に着き、10分ほど休憩する。左上部の尾根からかなり雪庇が崩落していた。我慢の登りを繰り返し、3時間以上掛かりようやく主稜線に到達した。
 主稜線では予報どおり曇りはじめガスが掛かってきた。 鋭いエッヂも、今年は太い尾根となっている。
 山頂には私とシロのみで、軽く弁当を食べ、ワックスを塗り下ることにした。

 今日に関しては、テレマークスキー滑走ほぼ1カ月ぶりであり、今期のオフピステも初である。アルペンターンでは特に苦手な雪質はないのだが、テレマークスキーはまだまだ勉強中の身であり、3年前の浅草岳では湿雪で上手く滑れず敗退した事があった。
いろいろと試しながら滑っていると、テレマークでの攻略法が見えてきた感じがする。ショートターンもやったりして、行きはへろへろだったが、テレマークスキーでの滑走は本当に楽しめた。
(下の画像ですが、ガスで凹凸が良く解らないため、画面を暗く加工しています。)

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