2011年4月10日 魚沼市須原  大倉山(途撤)

 栃尾青木さん一行2名と打ち合わせ、旧広神村三つ又地区最終除雪地点で落ち合う。
 本日は青木氏の目立てによる山行であり、大倉山と唐松山を登る・・というプランであり、スキーを取り止めそちらに便乗することにしたのである。
 除雪最終地点から北東方向に神社のある尾根があり、そこを行くと351pとなる。ここにはテレビ塔のような鉄塔がある。その尾根を進むと、451p〜514p尾根と合流。そこから486三角点〜804p破線を経由し、902.8三角点へ至り、大倉山へ到達。その後、戻り唐松山へと向かい、元来たルートを戻るという計画を確認した。
 雪は比較的やわらかいため、尾根に取り付いた段階で皆が装着することにした。アンテナの管理道であろうか、ところどころ夏道が露出しており、雪が狭くなっているところもあった。しばらくすると、10m下方にニホンカモシカがじっとしていた。私たちが声を上げてもまったく動ずることはないのでしばらく画像などを撮りこんでいたが、そのうち動き出した。
 約2時間歩いたところで、804p直下がブロックが崩壊し、四方が悪場となっているため手前のなだらかな尾根で昼休憩とすることにした。
 行程としてはほぼ半分程度の山行であり、いささか消化不良ではあったが、未踏の地ではこういうことは珍しいことではないのだろう。いずれにしても、ここら辺の山塊は里山の延長のような標高であるが、急峻な悪場を持つ険悪な尾根が多い。
 ただ、ノンアルコールビールと、青木さん提供の味噌ラーメンはことごとく美味だった。

動かないニホンカモシカ
804pここで断念
唐松山は遠かった
上権現堂山はさらに遠く

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