2009年12月12日 吉ヶ平から中津又岳

8時を少し回った頃、全員が着き、HさんMさんと出発。昔の林道のような地形を歩くと、ドンデ平という平らな地形の所に出た。ここは昔田や畑があったのであろうか、異様に広い地形となっている。ドンデ平を進むと網張林道に合流。網張林道の通行が許されるのであれば、20分ほどのショートカットが可能だろう。
 やがて網張山への急な尾根道が開始される。このルートが出来たことによって、ここが守門岳登山道のなかでは最大の急登コースとなった。今後ロープなどの設置は必要な気がする。
 この急登の尾根道が割りと長い。上が明るくなるが、行って見るとどんどん先へと尾根は伸びている。この尾根を登りながら、何でこんな尾根に登山道を作ったのだろうと思った。
 やがて尾根がルーズになり、緩登になった頃網張山となった。網張山途中のブナの二次林も素晴らしく、そこから上もなかなかのブナの良いロケーションが続いていた。これを見せたいが為に道が切られたのだな、と考える。
 登山口から網張山までは1時間45分位で来た。ここの所の暴飲暴食で、かなり体が太り苦しい登りだった。さらにその上からは雪が積もっていて、大汗をかきながらの登りが続いた。
 中津又岳には約3時間掛かった。上は予想通りのガスで全く視界はなく、少し下った岩棚の風のないところで、350缶をHさんから頂き飲んだ。Mさんからはシーチキンサラダのサンドイッチを頂き、満足した。

ようやく緩くなった尾根 網張山
良い感じにブナ林が結構ある
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