2009年11月7日浅草岳

 大根の収穫が2時間ほどで終了したので、シロを連れて浅草岳のロープ外しに行くことにした。
 途中の道路には、ところどころ雪はあるものの、道には全くなかった。ネズモチ平には車が10台ほどあった。数台くらいしか居ないであろうと思っていたが、予想が外れた。ネズモチのゲートはまだ外されて居なかった。作業登山のため、ゲートを開け桜曽根まで車を入れる。桜曽根までの林道も脇には雪があるが、道にはかろうじて雪はない。
 桜曽根駐車場に車を停め、準備しシロと歩き始める。ここの所、シロも肥え全体に丸くなってしまっていた。早速ハーハーとうるさい吐息が登山道洩れ始めた。
 桜曽根から登った人は数人居るようで、僅かに残った雪の上に足跡が残っていた。皆、登山靴のようで長靴は居ない模様。
 途中から眺める守門は寂れた風情ではあるが、天気も良く黒姫や烏帽子の一部・烏帽子の鼻もくっきり見える。川内の名手粟ヶ岳を筆頭に青利や矢筈が近くに見えている。少し離れ御神楽岳。飯豊方面も白くなっているので一目でわかる。
 早昼飯を食ってきたので、荷物は最低限で済ませていたのでコースタイムは早めであり、桜曽根から嘉平与のボッチまで50分要した。嘉平与のボッチから少し行くとムジナ沢源頭が有りそこから木道沿いにロープが張られてあるのだが、どうも見当たらない。近くまで行ってみるとやはりロープは外されてあった。急遽音松荘に電話を入れてみると『雪降り前に撤収した』とのこと。思いがけず徒労に終わってしまったが、気を取り直し山頂へ行くことにした。
 山頂やその周辺には多くの登山者が居て、シロを見てびっくりしたり怪訝に厭そうな素振りを見せる方も居て大変肩身が狭かった。ちょっと離れたところで、50万地図を広げ山の同定でもしようかと思ったのだが、50万だと流石にアバウト過ぎてかなり誤差があるようだ。
 来週には、おそらくゲートも取っ払われ、管理棟のトイレも冬囲いをすることになろう。

ネズモチ平全景 浅草岳
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