2009年5月19日 守門岳・大岳

山菜採り後大原口を11:35に出発。朝からアバランチシュートのような地形をひたすら登り、ゼンマイや他の山菜を採っては移動、または登ったりしており、かなり筋力的には疲労が残っていた。かなりのペースダウンはやむ無しとゆっくり登る。
 尾根からはイワカガミがポツンポツンと開花し始めていた.。ほかにはムラサキヤシオが目を引いた。
 水場への左折部分は土が出ていた。つまり登山口からここまでは雪は無い。そこからの夏道部分は未だ雪が多かった。しかし、まっすぐ小烏帽子まで至れるかと言えば、今日は何とか行けたが、今後夏道に沿ったコース取りが望ましいであろう。
 小烏帽子からの守門岳に向けての尾根は、割と雪提を歩くことが出来た。ただ、途中で雪提がいびつに崩れている部分があり、そこは凹んだ中央部分を歩くなどしなければならなかった。基本は夏道に沿って歩くことが安全だが、雪提が夏道に目一杯迫り出していて危険な箇所もあるので、そういう部分は雪提を使うか薮を通るかするのが良いかと思う。いずれにしても初心者は経験者と歩いたほうが無難であろう。
 山頂直下の夏道には、カタクリがたくさん咲いていた。キクバオウレンが咲き始めていた。
 山頂には、2時少し前に着いた。のんびりと未だ昼食を摂っている単独行者が居た。かなり疲れていたが、とりあえず大岳に行こうと決め少し休憩し山頂を出た。
 大岳鞍部までは200m(かなりいい加減)雪提を踏んだ。主稜線は雪は残っていたが、ほぼ明瞭。
 二口分岐の道標も露出しており、注意すれば見失うこともない。
 二口分岐から網張りにかけては、数年来木が覆い被さっている箇所があり、かなり邪魔になって居る木を数本切る。
大岳にやっと着くと、栃尾の役所の方が来週行われる山開きの目印付け作業を行っていて、遅い昼食を摂っていた。来週日曜に保久礼からと入塩川からの山開きが行われるようであった。色々話をさせていただき、コーヒーまでご馳走になった。話を進めているとどうやら、妻と知り合いの方であったようだ。
 大岳を3時15分くらいに出て、山頂には4時20分に着いた。大原口には1時間後であった。相当疲労した。

夏道露出 硫黄沢方向
大岳から守門方面

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