8月6日 番屋山・鋸山

雨生ヶ池

 吉ヶ平の入り口に交通止めの案内看板が出ていたが、期日と時間は記載されていなかったのでそのまま向かう。
吉ヶ平の直前、橋を渡ったところにtonパックが以前から置かれてあり、そこを直すのかほぼ道路の真ん中にカラーコーンが置かれてある。軽自動車でやっと入れるスペースである。
吉ヶ平の砂防ダムのところに、建設会社の重機などがあり、再び国交省の砂防工事が開始されるようだ。
車で吉ヶ平の旧墓地まで入りそこに車を停車させる。
数台置ける駐車場となっていて、新潟ナンバーの軽自動車が1台停まっていた。番屋山への登山者である事が予想されたので、シロはリードを引いて登ることにした。
車のドアを開け、外に出ると、メジロことイヨシロオビアブの集団が一斉に車の中に入り、そこら辺に食い付いてきた。メジロの集団に歓迎されると何故か血が騒ぐ。どうぞどうぞ、大歓迎だ。
歩いていると、陰鬱とした所では必ずメマトイが纏わり付いてくる。アブや蚊よりむしろこいつが一番困る。
 今日は落し物の扇子を使い風流に行くことにしていたので、メマトイも扇子の風力でなかなか目の中に突入できないようだ。
雨生ヶ池に来ると、再びメジロが纏わり付いてきた。
大きなブナの木が倒れていて、それぞれ捲き道が施してあった。
以前、この池に八十里越えルートの一部にテープ付けをした際、帰りに一回訪れたことがあった。
そこから先は本日初めてである。
池に沿い登山道は進んでいて、坂もなく気持ちの良い山道となっている。しかし、その道が終わると怒涛の急坂が目の前に立ちはだかってきた。
急ではあるが、周りは風が通るのか涼しげな空間が逐次用意されていて、秋の紅葉や新緑の時には気持ちの良い山歩きが出来るであろうと思った。
 吉ヶ平の墓地から1時間20分ほどで山頂に着いた。
吉ヶ平旧墓地10:00  雨生ヶ池10:17  番屋山山頂11:20  雨生ヶ池12:00  着12:15

 車に着き、今度は鋸山に登るべく、旧栃尾市半蔵金に向かう。25000地図は持参したので、今度は問題なく鋸山への道は大丈夫であろうと思い向かったが、どんどん道は狭くなり、ユーターンさえままならなくなってきた。やっとのことで、向きを変え大分下まで戻り、ようやくそれらしき道を見つけた。
どんどん上り、峠らしくなってきたが何処から登ればいいのか解らない。どんどん行くと八方台とか憩いの森とかの看板が出てきた。少し来過ぎたようで戻り、自家用車が停車している辺りの登山道から入る。
ここが花立コースらしい。花立は随分遠いのに、花立コースとは・・と思う。
このコースも、風通しが良いのか、気持ちの良い山道である。丁寧にロープが設置され、山岳会の方々の熱意が感じられる山道である。
 40分弱で山頂に着いたが、山頂直下に妙なコンクリートの構造物があり金属のフェンスが設置されていたが、一体何の為なのだろうと最後まで不思議であった。
山頂には立派な道標があり、鐘もあった。方向を表す石票も立派な物が備えられていた。

花立コース登山口(半蔵金口)14:03  鋸山山頂14:40  発14:53  着15:20

鋸山山頂

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