2007年 9月2日 八十里越え丸倉分岐まで作業

 下田の方々が日曜日に八十里越えの山道を整備するという情報があり、出来れば参加したいと考えていた。前もって連絡をとり、作業時間などを聞き出そうと思っていたのだが、聞きそびれた。
 田代平の林道終点には、地元の建設会社のワゴンと地元住民らしいジープが1台あった。それ以外の車はなく、先日もしかしたら実施されたのかも知れぬと思いながら山道を歩いていく。
しばらく行くと地元のジープの持ち主のおばあさんに会った。小松横手を過ぎた頃3名の建設会社の人が腰を下ろし休んでいた。キノコ採りだという。雑談を交わし、鞍掛峠へと向かう。
 鞍掛峠から三条市側は夥しい草薮となっていた。準備を整え作業を始める。
通常、登りながら草刈をすることが多いのだが、今回は草の状態も解らないのでとりあえず下りながら進めることにした。
オオイタドリやシシウド・ウドなど、まさに大木化した草本類が山道に覆いかぶさり、さらにクロバナヒキオコシ・アカソなどのシソ科やイラクサも含むイラクサ科が占有している。酷いことにタチドコロのようなツル植物がそこに覆いかぶさり、草刈機の身動きがとりずらい状況となる。
最も草薮が強烈な所を刈っていると、後方から4名のオヤジさん達が追いついてきた。どうやらこの方々が下田の方々であるらしい。オヤジさんたちは、携帯鋸と鎌・鉈と人力である。
 ここで前後を入れ替わり、オヤジさん達の刈れないところを後ろから刈る。
殿様清水で再び合流し、発泡酒の500をもらう。ナス漬けまでいただいたので、もうちょっと刈ろうと丸倉分岐まで引っ張る。ここで再び合流し、挨拶を交わし別れる。
オヤジさん達から頂いた発泡酒が後を引き、ことのほか苦しい登り返しとなった。
草刈機を担ぎ、2時間殆ど休むことなく歩き、田代平に着いた。

木の根山付近を流れる雲
小松横手付近からの黒姫
原型がわからぬ草薮  これはまだマシな方であった
こいつがいけない・・・このツルが大幅に作業を遅らせた
丸倉分岐 ここら辺は原生林で草は少ない

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