8月13日 守門岳

 前日は久々にゆっくり出来たが、何故か目が冴え、今日も3時に目が覚めた。
もっとゆっくり惰眠を貪ろうとワインを飲み始めたが、突如守門に行こうと思った。
お客さまを向かえに行かなければならないので、タイムリミットは6時過ぎ位まで。
そこまで登って、後は引き返すものとして、シロを伴い出る。
4時5分の大原登山口は暗く、ヘッドランプで登り始める。
視界が限られているので、これもまた良しである。
気の早いクロツグミが妖艶に鳴いている。
エデシ尾根取っ付きに来たら大分明るくなってきたので、ヘッドランプを仕舞う。
薄らと遠くの山々の稜線をうかがい知る事が出来る。
朝は肌寒かった気がするが、やはり夏真っ只中、汗は滴り落ちてくる。
見晴らし台まで55分、まずまずのペースであろうか。
昨日登山靴を新調したので、それの足慣れも兼ねての登山でもある。
水場を越え、多くのゼンテイカを見る。
三の芝付近にいくらかの雪渓が残っていた。
スパイク長靴であれば何の苦もなくそこを歩けるが、登山靴では雪が硬すぎて手に負えない。
やはり改めてスパイク付き長靴の良さを再認識してしまった。
二の芝付近にロープが施されてあった。
本来、私が施すべきなのであるが、今年は多忙にて役場の方々がしてくれていた。
しかしながら、ロープを結ぶ鉄筋棒は、昨年自分が殆ど荷揚げしたものだ。
酷暑の中、荷揚げした日が何度とあったが、頼まれれば厭と言えないあまりに人の良さに、今思えば呆れるくらいだ。
 少しペースを上げ、何とか2時間で着く様歩く。
クガイソウが一部群生していて綺麗だった。
あとの花はあまりない。
アカモノの実がどっしりと美味そうに実を蓄えてもいた。
 今日は食料は皆無で、アクエリアス2本しか持参して居らず、シャリバテらしい感じになってきた。
山頂には何とかジャストに着き、アクエリアスをゴハン代わりに一気に飲む。
500ml全部飲めば、それでも100Calは摂れる、2本で200だ。
山頂の祠に手を合わせ、祈った。
帰りはシロが先を行くので、踏んづけたりし、シロは悲鳴を上げたりした。
三の芝に着くと、藪がガサガサと動き、とっさに熊!かと思い、「おい!」と叫ぶ。
すると、「おい!」と返ってくる。
人間様が竹の子採りをしていた。
見晴らし台近くで、御夫婦に会った。
登山者はそれだけであった。
 往に2時間、復に1時間半だった。

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2006年山歩き