4月16日 守門大岳

二分除雪終点8:15  大平コース合流点9:00  保久礼小屋10:00  キビタキ小屋10:45
不動平11:30  大岳12:00  保久礼小屋12:45  保久礼小屋13:50  二分除雪終点14:35

大岳山頂

 宿泊のお客様含め、山仲間と総勢6名で二分から出発。
生憎の天気であったが、車は私達の他に数台あった。
15日は凄い人手だと聞いた。
 コースは、いつもの車道をショートカットし、左手に大平を眺めながら登る尾根を用いる。
昨日は相当な人でであったであろう、夥しいシュプールと壷足隊、コースも大分掘れている。
天気は徐々に良くなって来る傾向にあり、標高1000mくらいまでは見えている。
日差しも感じられ、まずまずのツアー日和と期待していた。
 保久礼小屋名物の豚の角煮は、すっかり無くなっていた。
2階のドアを開放されており、未だ10時を回ったばかりであったが、
大宴会が繰り広げられているようであった。
ここから本格的な登りが始るが、あまり急に感じられない。
夏道だともっと急な感じがするのだが、雪が多いのであろうか。
尾根筋を過ぎ、ブナの大木の中へと入り込んで行くとキビタキ小屋がある。
いつもの年ならば、3月20日過ぎくらいには顔を覗かせるのだが、今頃やっと見えてきている。
先行者3名グループは、それを撮影していた。
キビタキ小屋を過ぎると、ブナは矮生となり丸い丘状の地形が続く事になる。
既に山頂を出発し、気持ち良く滑ってくるグループに会う。
そのグループの滑る後姿を見送り、しばらく登ると大分ガスが出てきた。
ほぼ4時間で山頂着、今の時期でありながら鐘も見当たらない。
視界は10m未満となり、滑走にも用心して滑った。
雪は程よく締まり、滑走性は良かった。
天気はさらに悪化し、霧雨となった。
昼食を摂っていなかったので、保久礼小屋を宿とし使わせていただいた。
山仲間から飲み物を頂いたり、御馳走になった。
保久礼小屋から下は、ガスも無く快適な滑走を楽しんだ。

大岳の山スキーは、例年に比べると大分雪も多く、大平経由すれば、遅くまで楽しむ事が可能であろう。

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