10月13日 二口から青雲岳

 一番下の子の登山遠足に参加した。上は19才だから結構はなれている。
子供は3人とも基本的に山嫌い・・とはいっても、自分も子供の頃は最も山に近い所に住んでいたので、山は嫌いであったが。
 コースはスタンダードな二口コース。しかしながら標高差は最もあるコースである。
全てにおいて、少し遅れ気味の次男と共に歩き出す。
朝は食い意地が張っている次男は、目いっぱい食い物をザックに詰め込んで、妻に怒られ気分が悪いようであった。
機嫌は直ったようで、やたら張り切って急になるまでの道を歩き出す。
急登になると一気にペースダウン。なんだか苦しそうに肩で息をしている。
胸がヒューヒューいって苦しそうだ。先生に言い、駄目ならこのまま連れて行くと伝える。
本人に聞くと、もう少し行ってみると言う。祖母に言われてしこたま着込んできたブクブクの着衣をとりあえず剥がす。さらにザックを自分のザックに詰め込んで、鉈で気を切ってやり杖を作って与える。
最初は苦しそうに、年寄りのように歩いていたが、護人清水まで来ると大分楽になったようであった。
そこからはザックを自分で持ち、快調に歩いて行く。

 オカバミ滝に着く。
程よい紅葉と、いい天気で素晴らしい眺めだ。
気温がやや高いせいか、遠くはせいぜい弥彦まで。
ここから延々と続く山道である。果てしなく続く山道に、子供達にせがまれた先生は小まめに休憩をとる。
お陰で、あまり山に行ってない私の体も悲鳴をあげる事なく登れる。
大岳分岐を過ぎると、いきなり錦織りの絶景が望めた。
普段は、ゲームやビデオ三昧の次男も感動したようだ。
 青雲岳手前からかなりの木道が施工され、以前より登山靴を汚す事が少なくなった。
目的の青雲岳に着くと、二個ほどスーパーハウスとトイレが横たわっていた。
木道工事が終了し、後はこの資材を撤去するだけなのであろうか。
久々にこの縦走路を歩いた。
 帰りに次男と白石温泉で汗を流した。

トップ

2006山歩きへ