3月21日 鬼が面山山塊 村杉ガッチ 森山・浅井2名

 前夜、森山氏が訪れ、泊まった。
明日、どこかに山スキーに行こうと言う。
とりあえず、明日になってから決めようと言う事で朝を向えた。
 朝、外は良い天気である。
食事を済ませ、少し遅いが浅草山荘から出発。
山スキーのムジナ沢ルートの右の杉植林地を登る。
最初は急登だが、尾根には1時間15分で着いた。
 浅草山荘のお客様であろうか、7〜8名ほどの色んなトレースがあった。
我々と同じルートで登っている。
私達は、ムジナ沢左岸尾根を進む選択をした。
5年前には、単独で、五味沢の右岸尾根から詰めた。

昨日は、20名ほどの山スキーヤーが浅草岳に登っていたが、今日は僅か一人確認したのみであった。
 昨日に続き、今日も素晴らしく眺望が良い。
くっきりと各山々が、それぞれの曲線を競っている。
尾根からは、しばらく穏やかに登って行く。
やがて、五味沢左岸尾根とぶつかり、尾根は一本になる。
 山頂に近くなってくると、雪はウインドクラストとなり、さらに登っていくと表面は数センチの氷の斜面となった。
シールは利かなくなり、シールを外した。
しばらく担いで登るが、ステップも危うい。
残念であったが、山頂50m手前で引き返す事にした。
先行登山者も、近くの風の当たらぬ場所で宴会をしているようであった。
ターンしずらい斜面を数100m滑ると、パウダーっぽい雪となった。
途中で森山氏に写真を撮ってもらったりしながら、楽しく下った。

稜線で休む森山氏   正面は村杉ガッチ、左はムジナ沢ガッチ
先行者のトレース 大分近づいてきた
トレースと二人のシュプール
久々に見る自分の滑り・・へぇ〜。

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