7月7日 大原口〜守門岳〜大岳〜保久礼小屋

昨日、家に宿泊されたお客様と、今日は守門岳に登る日である。
朝一番に、妻と共にバスを保久礼小屋まで回送した後、再度お客様と共に大原口へ向かった。
天気予報は大分良い方に向かっているらしく、大きな崩れはなさそうであった。
しかし、昨日よりは多少気温は低いと思われたが、相変わらず暑い日であった。
エデシ尾根の取っ付きまでは、自分のペースを極力押さえ、30分かけて執拗にゆっくり登る。
そうしないと、途中で必ずといって良いほどバテてしまうし、このコースは急登が続くので、気力も失せてしまう。
30分を少し欠けてしまったが、程良い時間でエデシ尾根取っ付きに到着した。

暑いが、眺望の方は抜群に良い日で、遠くの山々がくっきりと見ることが出来た。
昨日、ばて気味のお客様は、私のすぐ後ろに付いて来られたが、大分昨日に比べると調子が良さそうである。
「ああ、きれいだなあ」と、盛んに褒めちぎってくれた。
おおむね30分づつの休憩を挟んだ。
エデシ尾根の取っ付きで1回、その次は見晴台直下の平らな尾根筋で2回、そして、滝の倉沢で3回である。
滝の倉沢では、水も冷たく、お客様は絶賛されていた。
美味い水をたっぷりと体内や、水筒に入れて出発。
100bほどの雪渓歩きを楽しんだ後は、緩い長い登りである。
山頂はすぐそこに見えるのだが、すぐには着かないというものだ。
二の芝を過ぎて、大雲沢を眺められる平らな尾根筋で4回目の休憩をはさむ。
このとき、うっかり、自分のペースで時間をしゃべってしまう。
「あと、20分くらいですね」
歩き出すと、十分30分は掛かるペースだ。
ま、いいかと、歩を進める。
山頂では、今日初めてのニッコウキスゲが見られた。
今までの登りの中では、あまり花らしい花も見られず、不満が溜まっていただろうが、
この花で少しは満足されたようである。
 全員が山頂に着いたのは、登山口をスタートして3時間30分後であった。
35分ほどゆっくりと昼食を摂ったり、休憩をしたりしながら、おもいおもいのリラックスを楽しんでおられた。
特に、ご夫婦でご参加の方は、仲の良い方々であった。
休憩後、大岳を目指して歩き始める。

青雲岳の付近では、遠く雷鳴も聞こえ始め、ポツりポツリと雨が混じるようになってくる。
しばらく雷鳴は続いたが、どうやらたいしたことにはならなそうであり、雨も降らなくなってきた。
「ヒメサユリはないんですか」と聞かれ、大岳まで行かないとないのです、と答える。
ゆっくり歩いてきたので、大岳の鞍部で休憩となる。
「ゆっくり歩いて30分掛かります」という。
たぶん、この位は掛かるだろうと予想したからだ。
鞍部の網張りから大岳までの間のヒメサユリは、後半の四分咲きと言った所であろうか。
いずれも、始まりかけた時のような瑞々しいものが少ない感じだ。
それでも、ニッコウキスゲも混ざり合い、美しく色を競いあっている。
大岳山頂手前の大きな石の点在する休憩所では、ヒメサユリがかなリ有ってお客様は大変喜んでおられた。
このツアーは、3年連続で来て頂いているが、こんなに条件の良い年は珍しいのではないかと思った。
休んでいると、一瞬だが視界が全く見えなくなってしまった。
風も出て、山の涼風を堪能した後はゆっくり下山となる。
お客さんの体調も良いらしく、1時間も休まず下山し、キビタキ清水でようやく1回目の休憩を挟む。
キビタキ清水の美味しさも堪能していただき、後は偽木の続く登山道をひたすら保久礼小屋目掛けて下るのみだ。
保久礼の駐車場に到着すれば、山の案内人から運転手に早代わりだ。
温泉に入って行くと言うので、入広瀬村の寿和温泉に向かう。
温泉入浴後、浦佐まで送り、2日間の山案内を労っていただき、大変嬉しかった。

コースタイム
大原口7:45  エデシ尾根取っ付き8:13  布引の滝分岐8:32
見晴台直下尾根9:00  発9:10  滝の倉沢9:45  発9:55
守門岳11:15  発11:50  網張り12:36  発12:45  大岳13:10
発13:25  キビタキ清水14:20  発14:30  保久礼駐車場15:00

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