7月6日 ネズモチ平〜浅草岳〜桜曽根〜ネズモチ平

お客様総勢16名と、11時30分にネズモチ平登山口から登り始める。
ネズモチ平駐車場で、軽く食事をとり、歩き出す。
滅法暑く、風もない。
瞬く間に心臓の鼓動とは関係なく、汗が吹き出てくる。
沢を二つ越えた辺りから、徐々にペースはダウンしてきた。
ブナ曽根に取っ付く頃には、守門岳も見え、暫し風も通り抜ける。
ブナ曽根から上は、さらに樹林帯で、浅草岳眺めの所までは辛抱我慢の助である。
かなリばてたお客さんも居られ、さらにペースを落として歩く。
浅草岳眺めの所から、浅草岳山頂を仰ぎ見ると、俄然活気が戻ったようだ。
前岳分岐のところまで行くと、数々の景色と花が見られ、お客様は盛んにカメラ小僧と化す。
1500メートル級の山での雪渓歩きは、類希なケースらしく、大変満足されていた。
山頂では、程ほど眺望もあり、山のウオッチングなどもそこそこできた。

 帰りのルートは、嘉平与のボッチを通過する桜曽根ルートを歩く。
前岳から嘉平与のボッチにかけてもヒメサユリは見られた。
また、トキソウなども結構ある。
ワタスゲもムジナ沢源流部の草原に固まって生えている。
嘉平与のボッチのヒメサユリは若干下がり気味だったが、十分楽しむことは出来た。
本日早朝より、移動の為に早起きをされておる方も居られ、皆さん一様に疲れているようだったので、ボッチで少し休憩する。
この地点での眺望も程よく、あちらこちらで山の同定を行っている。
嘉平与のボッチを過ぎれば、さしたる花も見られず、ひたすら樹林帯を下ることになる。
登る途中、大分ばてた人も居たが、山頂での花々の出迎えや、360度の眺望を見ることが出来、精神的にも回復されたようであった。


コースタイム
ネズモチ平登山口11:45  ブナ倒木手前(急登手前)12:10  第一見晴らし12:40
山頂眺め13:26  浅草岳山頂14:20  浅草岳山頂発14:45  嘉平与のボッチ15:20  
ネズモチ平登山口17:02

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