7月3日 大原口〜守門岳〜二口登山口

某ツアーの地元案内人で参加。
朝方は、曇っており、1日持ちそうな気配が有ったが、やはり天気予報どおり降ってきた。
それも、出発する際にはどしゃ降りの天気だ。
景色も眺めることも出来ず、ひたすら下を向いて登るのみだ。
ツアー参加の皆さんは、登山道に花らしい花も無く、ひたすら登るのみなので、割とペースが早いようだ。
自分が先頭だったが、自分のペースが早かったのだろうか?かなリゆっくり歩いたつもりなのだが。
見晴台近くまで、1時間位で登ってしまった。
やはり、ちょっとペースが早過ぎたようだ。
ツアー参加の皆さんも、やはりペースが著しく落ちてきた。
雨だが、気温も高く雨具も着込んでいる為、体力を消耗しているのだろう。
見晴台上のヤマサギソウは、既に花を落とし始めている。
滝の倉沢を過ぎると、ヒメシャガが咲き始めている。
伴い、オオバキスミレも少しある。
三の芝の雪渓は、既に100bほどしかなくなっていた。
さすがに、三の芝にはコバイケイソウやニッコウキスゲは咲いていない。
二の芝を過ぎて、大雲沢を眺められる個所に着くと、タニウツギの若い花がまだあった。
地味だが、ネバリノギランやノギラン、アオヤギソウなどが花をつけている。
 この前から気になっていることに、マルバマンサクの枯れ葉が目立つ・・ということである。
自然生態系の狂いから生じたものでなければ良いが・・と思う。

ペースは極スローペースになったが、3時間ほどで山頂に着いた。

山頂では、大雨と風とガスで、昼食という雰囲気ではない。
添乗員のガイドさんと相談し、もう少し樹林帯に入って一息入れようということになった。
 花ははやり、山頂付近から比較的見られるようになる。
ニッコウキスゲ、モミジカラマツ、ミヤマカラマツなどがおもな花である。
大岳分岐で、しばらく休憩とし、軽く食事をとっていただく。
強い雨で、登山道はかなリ滑り易くなっており、予定の下山時間より大分時間を要した。
それでも、オカバミ滝近くまで下ってくると、雨もやみ、下界の眺望が良くなってきた。
長岡市の鋸山なども見ることが出来た。
さらに下ると、権現堂山、上権現堂山、唐松山も見えてきた。
ツアー参加のお客様は一応に元気を取り戻したようで、オオバスノキ?か、クロウスゴの実を採って食べていた。
自分も食べたが、かなリ酸っぱく、あまり美味しいものではない。
 オカバミ滝から下の尾根筋、叉、護人清水にかけても登山道は赤土の為、大変滑り安くなっており、思っていたより時間は掛かる。
 大原口から、合計7時間、二口登山口に到着。

大原登山口7:40 尾根取っ付き8:05 見晴台手前尾根8:45
田小屋分岐9:55 守門岳山頂10:55
守門岳山頂出発11:05 二口、大岳分岐11:50
オカバミ滝12:50 二口登山口14:40


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