6月8日 保久礼登山口から守門岳ピストン

お客様と共に、8時52分に保久礼駐車場を出発。
天気は良かったが、連日の好天で空気が汚れているのか、かなり視界は悪い。
それに暑く、今までに見たことのないほど登山客が登っている。
暑く、たぶん湿度もかなリ高かったのではないかと思う。
大岳までの樹林帯がかなリ長く感じられた。
 大岳山頂に着くと、あまりの人の多さに圧倒されるほどであった。
いつもなら、平日しか登らない私にとっては、まるで違う山に居るようで借りてきたネコのような気分だ。
下田村の小学生も沢山来ている。
遅い出発の登山者は、大岳で宴を行い、そのまま帰るようであった。
大岳山頂では、色んな宴会が催されていて、ビールが美味そうだ。
 実は、今年、私はこの大岳から守門岳までの稜線を歩くのは初めてだ。
この稜線の雪消えの状態は、昨年と比較するとあまり変わりはないような気もする。
故に、話題のヒメサユリも開花までは今一歩というところであろうか。
全体的に未だ雪消え直後の花達が咲いており、本格的な花の季節には未だ時間が必要だ。
その中で、アオダモといわれる樹木の、針のような花穂が印象的で、香りもなかなか良い。
 途中で休憩や昼食を挟んだりしてゆっくり登ったので、守門岳山頂には13時ジャストの到着となった。
これからまた、往路をピストンしなければならないので、早目に出発する。
守門岳山頂から青雲岳にかけての鞍部で、チシマザサの花が咲いていた。
いよいよこの辺のチシマザサも周到を迎えるのかと思うと、植生の変化という不安もよぎる。
 大岳まで戻ると、誰も居なく、まさに「祭りの後」という感じだ。
大岳からの樹林帯は実に長く感じられた。
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