5月30日  入叶津から浅草岳

某ツアーの地元案内ガイドということで、入叶津口から登ることになった。
このツアーの専属山岳ガイドさんは、エベレスト登頂もされたというkさんであった。
さすがに、体格もがっしりとしており、浅黒く日焼けしていた。
 本日のツアーの参加者は、ベテランの方が多く、皆さん、山を熟知されている方ばかりのようだった。
登り口からしばらくは緩登が続き、ワラビなどを採っている方もいた。
先頭は私が歩き、後方はkさんが就いた。
沼の平の分岐点には、1時間掛かった。
普通、40分ほどで着くのだが、それまでに1回休んでいるので、トータル1時間掛かったということになる。
沼の平分岐で2回目の休憩とする。
野鳥の質問が有ったので質問に答える。

沼の平分岐から上は、いかにも深山といった感じで、荘厳なブナ林が続き、とにかく原生林が見事だ。
山道はこの辺が1番斜度がきついのだが、九十九折となっている為にあまり疲れない。
30分強で、平石山に着く。
ここでしばらく休憩し、だらだらした平石山を歩いていく。
今までずっと眺めは望めなかったが、沼の平の上部の分岐に差し掛かるころ、ようやく下部が見下ろせる位置まで来る。
まだまだ先だが、浅草岳の山頂が見えてくる。
スダレ上を過ぎ、しばらく行った所で、時間も12時を過ぎていたので、スタッフの方に昼食の提案をする。
ちなみにこの日の昼食は、大雲沢ヒュッテ特製の500円の昼食セットであった。
昼食を摂る辺りより、雪消えの水が山道を流れる場面が多くなり、それに伴い、ブユが大発生している。
賑やかに飛び回ってはいるが、その割に刺されては居ない。
 昼食休憩を終了し、登り始める。
登る前に心配していた、平石山から上部の緩やかな斜面の残雪は、さほど多くなく所々夏道が出て居た。
昨年の同じ日に登った状況とはかなリ違っている。
全員で30数名居るので、念の為に持参した赤布を巻きつけながら登って行く。
 やがて、山道は進路を右手にとるようになってきたので、避難小屋まではもう直ぐ、と確信する。
どうやら、赤布を巻きつけながらの登りであったので、知らず知らずのうちにペースアップし、オマケに休憩時間をとるのも忘れており、後方より休憩をとるよう、注意される。
昼食休憩から45分経過し、ようやく休憩する。
いたるところ雪渓となり、写真をとり始めるお客さんもある。
自分も、デジカメを出して、避難小屋付近の天狗の庭の雪渓を収める。
 「後、どのくらい?」と口々に質問が集中するが、およそ20分くらいでしょう、と言う。
  おおむね、最終休憩地点から20分で山頂に着いた。
入叶津登山口を9時55分発であったので、4時間20分要したことになる。
「おおむね、4時間」と確信していたので、面目を保てた。
山頂には14時15分に、ほぼ全員到着した。
勿論、他には登山者はこの時間、居ない。
質問された方には、山の説明や植物の説明をした。

このツアーの下山予定は、ネズモチ平登山口を下山し、車道を歩き、エコミュージアムの入り口付近からバスに乗車後、ホテル大自然館にて温泉入浴という行程であった。
 山頂での休憩はおおむね20分くらいとし、下山を開始する。
ネズモチ道を下山し始めると、沢山のツバメオモトが見られた。
ネズモチ道と桜曽根道の分岐を20分ほど下ると、浅草岳を一望できる場所がある。
自分は、ネズモチ道から登る時は、大抵ここで一呼吸置き、勝手に浅草岳眺め、と呼んでいる。
さらに下って行くと、大部後方の人が遅れているので、ちょっと休憩しましょうと総リーダーのkさんにリクエストする。
自分は、ここで嘉平与のボッチをデジカメに収めたかった。
これを撮影した場所は、ブナ曽根というところからであるが、なかなか良い嘉平与のボッチが見れるスポットなのである。
一見すると、守門岳に見えてしまうきらいもある。

急登を過ぎると、あまり遅れる人も居なく、僅か1時間30分でネズモチ平登山口に到着した。
そこから30分ほど車道を歩くと、T交通のバスが停車していた。
一緒にバスに乗せていただき、ホテル大自然館の所で、N社スタッフに挨拶し、知人の車で帰路に着いた。

入叶津登山口9:55  尾根取っ付き10:23  沼の平分岐下部10:55  平石山取っ付き11:35
沼の平分岐上部12:05  スダレ上12:15  スダレ上上部12:30   スダレ上上部発13:00
避難小屋13:45  浅草岳山頂14:15  浅草岳山頂発14:35  ネズモチ平登山口16:00
ホテル大自然館16:30 

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