平成14年10月10日
 ネズモチ平登山口〜浅草岳〜桜曽根経由ネズモチ平

10月に入って、あっという間に10日が過ぎてしまった。
早い所、山に登って置かなければと、天気は今ひとつであったが登る事にした。
9月の末日に、守門岳に行っているので、今度は浅草岳の番である。
所用を済ませ、10時30分にネズモチ平登山口を出発。
ネズモチ平登山道は、8月の末に薙ぎ払いを行った際以来の対面である。
自分で言うのもなんだが、綺麗に刈り払われてある。
 天気はガスで充満しており、気温はいささか低く、肌寒い。
天気図では、高気圧は張り出しているのだが、日本海側には寒気も有り、それが邪魔しているようだ。
ちょっと寄り道して、ナラタケを採る。
前岳分岐地点で、機械的な音が聞こえる。
木道工事中であることを知っていたので、それの工事に用いるコンプレッサーの音であろうと察する。
寒い中、木道工事の職人さん達は、昼飯らしく、作業小屋に戻る所であった。
材料は全て脇に置かれており、後は敷設するだけの様である。
行き交う途中で、ねぎらいの言葉をかける。
「どーも」と、自らの仕事にプライドを持った口調だ。
新潟弁のパーティーに行き会う。
悪天候にも関わらず、山頂には5人〜6人程居た。
 若干空腹感はあったが、寒いので参拝し、すぐ下山に掛かる。
嘉平与のボッチを過ぎた付近から、ようやく晴れてきた。
いたるところに紅葉が見られ、しばし楽しむ。
紅葉は、山頂付近では下がり気味であったが、嘉平与のボッチから下部ではこれからという感じである。

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